世田谷区とその近隣に流れている“水”を探訪し、写真と地図で紹介
‥‥という趣旨でスタートしましたが、最近は全国どこにでも出かけています。
現在は第3期“江戸東京近郊の用水探検プロジェクト”が進行中。
区内を「流れ」ていたさまざまな川跡を探索しています。 |
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谷川緑道
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今は昔。
近所の公園を散歩していたとき、とつぜんの雷鳴とともに神の啓示が下った。
「なんですか?こりゃあ」
「見るがいい。この公園はずっとずっと遠くまで続いておるぞ」
「神さま。 これは川じゃありませんか」
川といっても既に水は流れてなくて、暗渠の上が公園に仕立ててある。これが延々どこまでも続いているのが世田谷の「緑道」
もともと自然の河川や農業用水だったものが、いつしかドブ川になり、戦後埋め立てられて暗渠になり、昭和50年代後半に地上部分が徒歩専用の公園道路として整備されたもの。
「神さま。 これはいったいどこから来て、どこに行くのですか。」
「野を越え、山を越え、谷を越えて、海まで続いておる」
「いくらなんでも谷は越えないでしょうよ、川なんだから」
「ならば、自分の足と目で確かめるがいい。記録することを忘れるなよ」
そうしてぼくは歩き出した。とりあえずカメラを片手に。
のどかな散策路となっているところ。近隣住民の生活ルートになっているところ。最近では水の流れを再現したせせらぎ公園が子どもたちに大人気。
その一方でほとんど忘れられダークゾーンと化しているところもありました。
そうした「川」をすべて自分の足で探索し、ピックアップして紹介します。
できるだけ正確な内容を心がけましたが、ご覧になった方々のご意見・情報をお待ちしています。
なんとなくわかった方は「表紙」へ。
よくわからん、という方は「なかがき」をどうぞ。 |
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